2023/2/16

本日2月16日はSnowMan目黒蓮くんの26歳のお誕生日です。おめでとうございます。

そして

日本アカデミー賞新人俳優賞並びに優秀助演男優賞受賞、キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞受賞おめでとうございます!

ということで今年は去年までと趣旨を変えて、この一年間で目黒くんが出演した映画、ドラマについて語らせていただこうと思います。上映開始日、放送開始日順に並べておりますが、『舞いあがれ!』に関しては途中からの出演のため、目黒くんが出演しはじめた時期を基準に並べております。

例年以上に独断と偏見と自己主張激しめな感じで語っておりますが、お芝居については完全なド素人です。いちオタクの戯言として受け取っていただければ幸いです。

ちなみに昨年、一昨年の記事はこちら。

なんかよくわかんないけど去年の記事がはてなブログさんの公式ツイッターで取り上げられました。その節はありがとうございました。

 

 

 

 

おそ松さん

松野家の三男である松野チョロ松を演じました。

これ感想必要?(おい)

しばらく静のお芝居が続いていたので、動のお芝居が観られたのはうれしかったです。あの髪型でもホスト役がこなせちゃうのは目黒くんしかいないんじゃないかなあと思います。チョロ松のエピソードはラブコメ要素強くて面白かったです(主にエンドが)

この作品もキネマ旬報新人俳優賞の対象作品になってたけど本当に判断基準になったのか…?

 

 

 

『silent』

言わずと知れた社会現象ドラマ。若年発症型両側性感音難聴を患い、手話を使って日常生活を送る青年・佐倉想を演じました。

『silent』が放送された時点で他にもドラマや映画の出演情報が発表されていたりして、『消えた初恋』以降の約一年間でたくさん経験を積んできたんだろうなっていうのは理解しているつもりでした。

でも、いざ放送がはじまってみると、自分の中にあった目黒くんのお芝居の印象よりもはるかに上手くなっていてびっくりしたことを覚えています。特に一話のラストシーン。呆気に取られすぎて、放送終了後も何が起こったのかわからないまま気がついたら一時間くらい経っていました。多分目黒くんのお芝居で後頭部をぶん殴られて、放心状態になっていたんだと思います。それくらい衝撃的でした。

だからこそドラマの内容もお芝居も、一話を超えられないんじゃないかという気持ちもあったのですが。惹き込まれるストーリーと演技力の高さに毎週驚かされるばかりでした。

こちらの作品、私の職場でも話題になっていまして。いわゆるジャニオタという人種ではない一般の方々がSnowMan目黒蓮くん」ということを認識した上でドラマを観ている事実ってめちゃくちゃすごいことだと思いませんか?

数年前は「SnowManの目黒くんが好きで…」って言っても「誰?」って言われることが多かったのに、最近は「あー!『silent』出てた子ね!」って言ってもらえるようになったりして。それだけ人気も知名度も上がったんだなあとしみじみ感じています。

マルチタスクが苦手な目黒くんにとってお芝居をしながら手話で会話をするのはすごく難しかったんじゃないかなあと思っているのですが。撮影期間がツアーと重なっていたり、お芝居以外にも向き合わなくちゃいけないお仕事がたくさんある中で、無事クランクアップを迎えられたことに心底ホッとした作品でもありました。

 

 

 

『舞いあがれ!』

航空一家で生まれたエリート・柏木弘明を演じました。

印象としては『教場II』の杣利希斗に近しいものを感じました。最初こそ感じ悪い男だなあと思っていましたが、回を重ねるごとに人間味みたいなものが見えてきて、なんなら航空学校編の終盤とかお前超チョロいじゃん!?みたいな気持ちで観ていました。

性格が悪いというよりはナチュラルボーンおぼっちゃますぎるが故に、プライドが高くて無神経で協調性がない感じ。その柏木学生が航空学校でできた仲間やそこでの経験を通じてどう成長していくかっていうのが見どころだったのだと思うのですが、水島学生フェイルのくだりでの号泣シーンすごくよかったですよね…。あれはグッときました…。

この作品も専門用語とか英語とか操縦(実際に講習を受けて操縦体験もしたらしい)とか、覚えることがいっぱいあったんじゃないかなあと思うのですが。見事にエリート役を演じきりました。物語も佳境を迎えていますが、果たして柏木の出番はまだあるのか…?(というか柏木のポジションってもしかして当て馬なのか…?)(当て馬ソムリエこと私的には違うと思ってる)

めちゃめちゃ余談ですが、私はヒロインと同じ名前なので「自担に作品中で名前を呼んでもらう」という密かに憧れていたシチュエーションを早々にクリアしてしまいました。あとはもう余生です(そんなことはない)

 

 

 

『月の満ち欠け』

訳ありの女性・瑠璃と許されざる恋に落ちた大学生・三角哲彦を演じました。

『消えた初恋』のクランクアップ直後から撮影がはじまったということで撮影時期は一年くらい前ということになり、この作品が『おそ松さん』の次に早いことになります。

『silent』の放送期間中に上映開始されたこともあって、どうしても見比べてしまう部分があったのですが、最新のお芝居よりもまだどことなくぎこちない雰囲気があったような気がします。一年くらい前に撮っている作品であること、その後も数々の作品に出演していることを考えると合点がいきますよね。

本人も「命をすり減らしながら撮影に挑んだ」と話していましたが、本当に体当たりなお芝居をされていたなあという印象でした。缶ビール片手に2人で川沿いを歩くシーンと、歌う瑠璃を8ミリカメラで撮影するシーンが好きでした。20歳と39歳の演じ分けもよかったなあ。

いろいろタイミングが悪くて、一度しか劇場で観られなかったのですが。初見だとストーリー展開に振り落とされないようにするのが精一杯で(夜勤明けで寝ずに映画館へ直行したのも悪い)お芝居までじっくり堪能する余裕がなく、感想がふわっとしてしまうのが大変悔やまれます。また何度も観返せるようになったら感想リベンジしたい。

 

 

 

 

私が目黒くんのことを好きになったきっかけであるお芝居。『教場II』に出演した頃から「芝居を武器にしていきたい」という話をされていました。あの頃はこんなにも早くお芝居が目黒くんの核になるなんて想像もしていませんでした。

2年くらい前にこのブログで「私にはアカデミー賞を獲る未来が見えているので!」と書いたのですが、当時は冗談半分というか、今後5年くらいの間に獲れたらいいな〜くらいの希望的観測でしかなかったんですよね。それがたった2年程度で叶ってしまいました(というか撮影時期だけで考えたら1年程度)。しかも新人俳優賞だけでなく、優秀助演男優賞まで受賞してしまっているわけで。一報を知った時は「うれしい!おめでとう!」という気持ちよりも先に「え……?ガチで言ってんの……?」と頭が真っ白になりました。

受賞できるだけの実力はあると信じて疑っていませんでしたが、受賞したという事実がそう簡単に受け入れきれず…。本人からめめ日で報告を受けてもまだ実感が沸かないというか夢見心地です。授賞式のスピーチ見たら実感できるのかな。

それから数日経って、キネマ旬報ベスト・テンでも新人男優賞を受賞されまして、しかもそのまま授賞式に登壇していて、あなたついさっきまで主演映画の試写会出てなかった!?とパニックになりました。さすがにW授賞は予想できるわけがなかった。

どの目線で物を言ってるんだって自分でも思うし思われそうだけど、お芝居で売れてほしい、お芝居で評価されてほしいとずっと願ってきたので、その第一歩になるであろう瞬間をリアルタイムで味わうことができて幸せでした。本当に本当に、おめでとうございます。

 

 

今まであまり口には出さないようにしてきましたが、同世代の他の子たちが連ドラや朝ドラ、大河ドラマに出演が決まるたびにすごく悔しかったし、次は絶対にオファーされる、絶対に順番が回ってくるって自分に言い聞かせながら過ごしてきました。ただのオタクが何言ってんだって感じなんですけど、ただのオタクだからこそ何もできなくてもどかしかったです。結局本人の実力と努力のおかげでここまで来られたわけですけどね。

 


『わたしの幸せな結婚』も目黒くんのとってかなり影響が大きかった作品のようなので、公開を楽しみにしています。場合によっては来年の今頃主演男優賞を総ナメにしている可能性も否めないなとわりと本気で思っています。

この感じだとしばらくは映像系のお仕事がメインになりそうな気がしているのですが、主演舞台をやっていただきたいというのが個人的な願望です(多分『桃山ビート・トライブ』初演を生で観られなかったことをずっと後悔しているせい)。今すぐにじゃなくても、いつか舞台俳優としても数々の賞を受賞できるような存在になっていただけたら、これ以上うれしいことはありません。

 

 

目黒くんにとって25歳の一年は飛躍の年になったなあと思っています。

26歳の一年も昨年以上に飛躍し、たくさんの人に愛される一年になりますように。

 

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