結成4周年に寄せて

Aぇ! group結成4周年おめでとうございます

毎年結成日祝いのブログを書こうと思いつつ、目黒くんの誕生日ブログ上げたら力尽きて…みたいなことを繰り返していたのですが、今年は書きたい気持ちの方が上回ったので地面に這いつくばりながら執筆しています。だからと言って当日更新できてるのかはわかんないけどな!ガハハ!(普通に間に合いませんでしたが謎の力のおかげで間に合ったことになっています)

 


気づけばまあまあ長いことAぇ! groupのオタクをやっているらしいのですが、気持ち的には一生新規なので数年前の話をつい最近みたいな感覚で話して通じないことがあったりします。怖い。

そんな私がAぇ! groupを余計拗らせたきっかけのひとつが『THE GREATEST SHOW-NEN』、通称グレショーなんですよね。

以前もブログで話題にさせていただきましたが、先日舞台ツアーである『ガチでネバーエンディングなストーリぃ!』が開催されたこともあってグレショーへの愛が止まらなくなってしまったので、この機会に好きな役や所感を思う存分語らせていただこうと思います。

ちなみに第一回公演から全作品観ておりますが、何度も言うようにお芝居についてはただのド素人なので的はずれなことを言っていても許してください。

 

 

 

❤️
『大暴力』榊遊詩「愛の酷薄」「優しい人」「Singin' in the rain」

『美しい人』ジュウロウ

『ほなさいなら』木村雄二

誠也くんはどんな役を演じさせても上手いと思っています。惚れた弱みでそう思ってるだけの可能性も否めないけど、芝居が上手い男しか好きになれないでお馴染みの私が言うんだから間違いない

多分末澤担人気No.1は『Super Wednesday』の礼央なんだろうなとは思うんですが、こればっかりは本当に好みの問題だなあと思います。礼央も好きですけどね。

『大暴力』の「Singin' in the rain」は実際のところああなる予定ではなかったみたいですしそういう意味では作品としては破綻してるんですけど、そこも込みで好きなんですよね。裏話を知っているからこそよく見える、みたいな部分はきっとあって、なんならそこに安堂役の晶哉が関わってくるからもっとバフがかかって見えているところはあるのかもしれません。

『ほなさいなら』はやっぱり雄二の涙が堪らなかったですよね…。あのシーンの空気感は本番が一度きりしかないことが今までで一番プラスに働いた瞬間だったなあと思っています。誠也くんは喜怒哀楽の表現がめちゃめちゃ上手いと思っていて、なかでも「喜」の表現が得意なんじゃないかなと思っているのですが、ぱぁーって擬音が聞こえそうなくらい顔が綻んでいくのが見ていてわかるのはすごい。お花咲いた?ってなる。かわいい。

ガチネバの劇中歌「ネバーエンドでいこう!」のゆうやパートの歌い出しからガラッとミュージカル感が出たことにとてつもなく感動したんですが、『美しい人』や『THE BOY FROM OZ』での経験が生きたのかなあって思いながら観ていました。そうかと思えば「圧迫面接ラップバトル」とか『鬱憤』の「糸電話」みたいな歌い方もできちゃうから怖いんだよな。さすがメインボーカル…。

 

 

 

💙
『霊霊』タダシ

『HAPPY ENDie』謎の男

『ほなさいなら』若井雍介

正門くんに関しては正直好きな役、というか好きなお芝居がありすぎて選べない!ってなったんですが、常々考えている「正門良規は憑依型か否か」の話をしようと思った時に引き合いに出したくなるのはこの辺かなあと思いました。『霊霊』のタダシは最後の襖を閉めるシーン(演出でもなんでもなく、本人も無意識だったらしい)、『HAPPY ENDie』の謎の男は冒頭のマイムシーン(本番まで一度も成功しなかったらしい)、『ほなさいなら』の雍介は母としての振る舞い。初めて観た時は圧倒されましたね。

『ヴィンセント・イン・ブリクストン』も冒頭からずっと圧倒されっぱなしでした。関バリ生放送にリモート出演する直前まであれの稽古をしていたのにも関わらず、普段と振る舞いが変わらなかったのってやばすぎじゃん…となりました。正門くんって「普通の人」って言われたりするけど多分一番普通じゃない

 

 

 

💛
『Super Wednesday』トビオ

銀河鉄道の夜』ザネリ

『幕末』望月亀弥太

『ほなさいなら』篠原博信

『鬱憤』古崎佑理

正直リチャはどれも良くて選ぶのが難しかったんですが、なかでも飛び抜けて好きなのが『銀河鉄道の夜』のザネリなんですよね。どの作品でも生き生きとしていて、作品の中で生きることが誰よりも上手いんだろうなと思っています。『EDGES』とかもう本当にそんな感じで、楽曲ごとにいろんな表情を見せてもらいました。楽しかったなあ。

今一番印象に残ってる役は?って聞かれたらもちろんガチネバのルンダなんですけど。必殺技のくだりは毎回腹抱えて笑ってました。なんであんなすぐに面白い返答ができるんだろう。アドリブの瞬発力すごくないですか?喉酷使しながらよく頑張ってたなあと思います。ガチネバのMVPは間違いなくリチャ。

『鬱憤』は今放送中の作品だから除外しようかと思ってたんですが、古崎佑理がぶっ刺さりすぎててやばいんですよね…。作中で描かれているストーリーだけじゃなくてバックボーンも知りたくなる。今後の展開によっては一番好きな役になるかもしれないなと思っています。

 

 

 

🧡
『HAPPY ENDie』犯人

『大暴力』三城平教祐「君の剥製」「メキシカンスタンドオフinドラッグストア」「ガラスの水族館」

『幕末』沖田総司

大晴はとにかく目が死んでる役が似合う(あくまで個人の感想です)。『鬱憤』の峠悠太もいい感じだなあと思いながら観ています。

目が死んでない役だとグレショー初主演作品となった『幕末』の沖田総司が好きでした。ひたむきな真っ直ぐさがいい感じに大晴本人とリンクしてた印象。

なかなか演技の仕事が決まらなくてもったいないな〜と思っていたので、先日『ゲキカラドウ2』への出演が発表されてすごくうれしかったです。社長息子の役らしいけど目が死んでる系ではなさそう。『ゲキカラドウ』は前作から観ているのでどんなキャラクターになっているのか楽しみです。

 

 

 

💜
『Super Wednesday』吉田

『HAPPY ENDie』ジンタ

小島は少年誌の主人公感が強い。だからこそ『HAPPY ENDie』のジンタが本当にハマり役だったなあと思います。あとパントマイムがめちゃめちゃ上手くて、ガチネバで生で観た時思わず感動しました。同じシーンに自担が出ててもマイム中の小島をオペラ定点しちゃうくらいには魅力的でした。

かと思えば『Super Wednesday』の吉田、『大暴力』の公野(本人役よりも「タイムマシンで来た2人」とか作中のお芝居の方)、『美しい人』の総理大臣、『鬱憤』の清水みたいな役もすげー似合うんだよな。小島自身に若干の胡散臭さがあるからかな?(悪口ではありません、褒めています)

メンバーも言ってたけど小島のお芝居が一番成長した気がしますよね。『消しゴムをくれた女子を好きになった』の森くんとかすごく上手かった印象。メガネ外したらイケメンって設定ずるすぎない?イケメンすぎてアクキー買っちゃった。

 

 

 

💚
『大暴力』安堂世志輝「メキシカンスタンドオフinドラッグストア」

『美しい人』コウ

『ほなさいなら』木村三哉

晶哉は繊細で神経質なお芝居がめちゃめちゃ上手いと思っています。ガチネバのオースターもそのタイプだったと思う。

俳優顔とか散々イジられてるけど、顔だけじゃなくてお芝居もしっかり上手いから素晴らしいなと思います。『あなたのブツが、ここに』のミネケンは等身大な感じがめちゃめちゃよかった。エチュードの時に飛び道具になりがちなところも好きです。

個人的には早く本格的なミュージカル作品に出演している姿を生で拝みたいな〜と思っています。どれだけ人気俳優になったとしてもヨシ子だけはずっと演じ続けてね(ヨシ子強火オタク)

 

 

 

 

初めてグレショーを生で味わうことができた『ガチでネバーエンディングなストーリぃ!』を通して感じたのは、全ての作品がメンバーの糧になっているんだなあということでした。作中のアビリティが実際に本人たちの能力として備わっていることを肌で感じられたのはすごく大きかったなあと思います(ハマチ師匠は備わってるのかわかんないけど)(ギャグってこと?)4都市41公演というロングラン公演、本当にお疲れ様でした…!

今回語らせていただく上で、比較的最近の作品ばっかりピックアップしちゃったなあと自分でも思っているのですが。演技力が上がったことによって見応えが増したのも要因のひとつかなあと思っています。単純に最近のラインナップが私好みっていうのもあるだろうけど。でも、直近でガチネバを観ているせいもあるかもしれませんが、やっぱりベースにあるのは初演である『マダムの休日』なんだなあとは思わされました。彼らの土台にお笑いやコントというものが根づいているからかもしれません。

 

ここまで読んでくださった方は薄々気づいていらっしゃるんじゃないかなと思いますが、当方『大暴力』大好き人間でして、匿名劇壇主宰の福谷さんのnoteを愛読書並みに何度も読み返しているくらい好きなんですよね。ガチネバのラストが『大暴力』のオマージュだって気づいた時は思わず天を仰いだもん。天才の所業すぎた。その節は本当にありがとうございました。機会があれば『大暴力』だけにフィーチャーした記事を書きたいくらいなんですけど、あれはいろんな解釈ができるからこそ楽しい作品だと思ってるので、あえて文章にしない方がいいのかなあとも思っています。

いろいろ語らせていただきましたが、まだまだ全然言及し足りない!文章を推敲しながら自分の思想が強すぎて泣く泣くカットした部分もたくさんあるので、また作品数が増えてきたら記事にしたいなと思っています。

誰かとグレショーについて語り合いたい気持ちが強すぎるんですけど、周りにグレショー見てる人が少なすぎて…。一緒に語り合ってくれるAぇ担さんを募集しています。いつもひとりで騒いで壁打ちしてるのだんだん悲しくなってきた…。

 

番組開始当初よりもグループでの活動も個人での活動も段違いに忙しくなり、全員揃って稽古に臨める機会も減ってきているようですが、可能な限り続けていってほしいなと思っています。今のペースでの稽古、本番が厳しいのであれば過去作の再放送でも喜んで見るのでABCテレビさん何卒よろしくお願いいたします。ゆくゆくは全国放送まで漕ぎ着けられますように。

 

結成4周年本当におめでとうございます!5年目も、それ以降も、ずっと6人で『ネバーエンディングなストーリぃ!』を届け続けてください。